荒木医院新聞 第39号

いよいよ夏到来ですね!夏といえば、紫外線が強くなり、女性にとっては天敵ですが、紫外線対策として、帽子や日焼け止めクリームや日傘を利用される方が多いと思います。中でも、日傘を差していれば安心と思いがちですが、実は地面の照り返し、傘の裏側からの反射によって日傘を差していても無意味になってしまうことがあるようです(-_-;)

ひだまり 39
ひだまり vol.39

 いよいよ夏到来ですね!夏といえば、紫外線が強くなり、女性にとっては天敵ですが、紫外線対策として、帽子や日焼け止めクリームや日傘を利用される方が多いと思います。中でも、日傘を差していれば安心と思いがちですが、実は地面の照り返し、傘の裏側からの反射によって日傘を差していても無意味になってしまうことがあるようです(-_-;)
そこで、日傘を選ぶ際には、二重張りで表面が明るい色で裏面は濃い色の日傘を選ぶと涼しさ&紫外線防止の両方の役目を果たしてくれるのでよいそうですよ!☆

≪お盆の外来休診日のお知らせ≫
8月13日(水)から8月15日(金)まで休診させて頂きます。ご了承下さいませ。

2008.7.1発行
<発行元;シエスタ荒木医院>
〒807-1101 北九州市八幡西区上香月1-4-8
TEL:093-618-3555   FAX:093-618-3530
Homepage:http://www.siesta-hosp.jp
E-mail:libertad@siesta-hosp.jp

CONTENTS/もくじ

 
タンチョウ日記  
またまた待合室の水槽に新しい仲間が増えました  
キララ募金
靴の間違い多発
デイケア
森の力 ~癒しを求めて~
病棟レクレーション
クリスマス会の日程
井戸端会議
 

タンチョウ日記

 昔「鶴になったおじさん」という子供向けの本を読んだ。北海道に在る日本一の湿原、釧路湿原で丹頂鶴を守った人の話だった。いつか行きたいと思っていた。
 2月下旬ブリザード(吹雪)の中、遂に念願の釧路に行くことができた。なにしろ広い平原での嵐だから立っていられないほどの風が来る。おまけに気温-16℃で、体感温度はもっと低かっただろう。
 18時、予約していたペンションまでようやくたどり着く。ここがまたすごい!馬小屋を改装したようなところであった。体中にカイロを張りまくり、その夜はなんとか眠りについた。
 翌朝、相変わらず風は強かったが雪はおさまっていた。昨夜は気づかなかったが、そこでは犬を飼っていた。毛むくじゃらの犬であった。氷点下の外で飼われているのだから九州の犬とはまるで違う。たくましい!
 冬の北海道は夏に来た時とは客層が違う。皆、大きなカメラ抱えている。タンチョウを撮りに来ているのだ。晴れていれば早朝、暗いうちからそれぞれ防寒着をきてバズーカ砲のようなカメラを各々持ち、外に出る。私も外に出てみた。パリパリと氷を踏むようにおぼつかない足取りで歩いた。空はだんだん青くなり、これぞ北海道!というような広大な大地の中、タンチョウがいた。思っていたよりも、ずっと大きい。1m50cmくらいはあろうか。3羽ほど、エサを探していた。赤い頭、黒の羽と白い体それはとても美しかった。赤・白・黒のカラーはおしゃれでパリコレもかなわない。小さな頭、すらりと伸びた長い首、そして足。これぞ、スーパーモデルである。

 そのうち、群れのようになり、あちこちからタンチョウが飛んで来た。優雅でたくましく、この上なく美しい生き物である。自然の中で、この鳥たちは毎年寒さに耐え、家族同士で厳しい冬を乗り越えているのだと心から感じた。

 私はよく山の写真は撮るが、生き物を撮るのは初めてだった。このことがいかに難しいか今回よく解った。動く被写体を撮るのは本当に難しい。バズーカ砲が必要なのだ。

 釧路湿原の中、一人で車を走らせてみた。誰もいない見渡す限り雪の中、たくましく生きているタンチョウや動物たち。それを「これも自然なんだべさ」と言いながらタンチョウやヒグマと隣り合わせに生活している釧路の人々。また是非来訪したいと思いながら私は空港に向かった。

P.S.
 村おこし、町おこしとお金をかける自治体があるけれど、タンチョウを守ったことで実は海外のメディアまでも沢山撮影に来ていたのには驚きました。私が出会ったメディアは中国、スウェーデン、アメリカ、ドイツの方々でした。
 これが村おこしなのですよね。また冬の釧路には海外の人がこのタンチョウを見たり、温泉に入ったり、スキーをしたりカニを食べに訪れるのでしょうね。あー羨ましい!

【キャンベル】

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またまた待合室の水槽に新しい仲間が増えました

このたび、待合室の水槽に2種類の新しい仲間がやってきました。

ヤマトヌマエビ・・・エビ目(十脚目)・ヌマエビ科に分類されるエビの一種。日本に分布するヌマエビ科の中では大型種で、ペットとしても人気がある。メダカやテトラ類、他のヌマエビ類などと一緒に飼うと水槽内を活発に動き回って水槽内の藻類や水垢などを食べ、掃除役をこなす。

トランスルーセントグラスキャットフィッシュ・・・ナマズ目の淡水魚。全長は最大で15cm程である。全身がほぼ透明で、その骨格が透けてみえることで有名な熱帯魚。性格はおとなしい。一般のナマズのように水底に潜ることはなく、中層に群れをなして、体をくねらせて泳いでいる。

グラスキャットの体は透明ですが、群れをなして泳いでいるので、すぐ発見できるかと思います(^_^)エビちゃんはよ~く水槽を覗かないと発見しにくいと思います。先日エビちゃんを見ていると、脱皮した殻が水槽の中にあるのを発見しました。一瞬、ご臨終されたのかと思ってしまいました(-_-;)が成長しているんですよね!!皆さんもエビちゃんを探してみてください!何匹見つけられるでしょうか?

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キララ募金

 先日、キララがケガをして入院しました。(2泊3日) 無保険のキララの治療費はとっても高かったです。
 そこで今後のことを考えてキララ募金を始めることにしました。当院でアニマルセラピストとして活躍しているキララ先生の為に、どうか愛の手を差し伸べて下さい。

設置場所:1階外来受付、2階ナースステーション
口の中をケガしたので、思うようにご飯が食べられずイライラしてしまった時期もあったニャー。今では、すっかり元気なので、遊びに来てネ☆

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靴の間違い多発

 以前より外来では靴を履き間違って帰られるということが多発しておりました。当院でも、対象者を捜すということをしておりましたが、なかなか見つからないのが現状です。
 履き間違いに留まらず、最近では盗難もございました。皆様に注意を喚起しておりましたが、間違い・盗難がいっこうに減りません。
 そこでこの度、ビニール袋を設置することに致しました。靴箱の隅に、ビニール袋を設置しておりますので、ご心配の方は、ビニール袋をご利用になり、ご自身で管理されて下さい。
尚、使用済みのビニール袋は、返却ボックスにお入れ下さい。

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デイケア

 だんだんと日差しが強くなり、荒木医院の中で一番日当たりの良い部屋であるデイケアでは過ごしにくい季節となってきました。少しでも涼しく過ごすため、色々と工夫を重ねる毎日です。
 そこで、暑い夏にぴったりのデザートレシピをご紹介します。甘さ控えめでデイケアメンバーさんにも評判のデザートです。ぜひお試しくださいませ。

ヨーグルトゼリー ~苺ソース添え


■ ヨーグルトゼリー材料 ■

ヨーグルト(無糖) :500g
牛乳 :500cc
砂糖 :40g
ゼラチン :15g
お湯 :150cc

■ 苺ソース材料 ■

苺ジャム :大さじ3
:大さじ1

ヨーグルトゼリー 作り方

① ヨーグルトをボウルにうつし、牛乳を少しずつ加えながら、泡立て器で混ぜ合わせる。
② ゼラチンにお湯を加えて溶かし、その中に砂糖を入れよくかき混ぜる。
③ ①に②を加え、よく混ぜ合わせる。
④ ③を器につぎ分けて、冷蔵庫で1~2時間くらい冷やす。

苺ソース 作り方

① 鍋に苺ジャムと水を入れ、弱火でぐつぐつと沸騰するまで温める。
② 常温まで冷ました後、冷蔵庫で冷やす。
 ✩お好みでジャムをブルーベリーやアプリコット等に変えても美味しいですよ♥

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森の力 ~癒しを求めて~


 妙高山、黒姫山など北信五岳に囲まれ、豊かな森が残る長野県信濃町。同町は2003年度から森林が持つ癒し効果を軸にした地域づくり「癒しの森事業」を展開している。実際の癒し効果を医学的な実験で実証するなど、従来の森林浴から一歩進んだ取り組みが特徴だ。 距離など難易度別に十のウォーキングコースが設けられ、専門知識を持った森林メディカルトレーナーが付き添う。そのうちの1つ「象の小路」は野尻湖畔沿いの約2.5kmのコース。妙高山と湖の雄大な風景を楽しめる。
 赤松などの混合林をしばらく行くと、トレーナーの高力一浩さんが低木の枝を折って差し出した。「黒文字(クスノキ科)」です。アロマの香りがするでしょう。食欲増進、殺菌効果があります」と説明してくれる。歩きながらコシアブラ(ウコギ科)など山菜の芽を採り、そのままかじる。「天ぷらにするとおいしいですよ」とにっこり。
 「森には現代人の鈍った五感を研ぎ澄ます効果もある。新緑の緑は300種類もあるし、木々には様々なにおいや味がある」と高力さんは言う。コース半ば、「深呼吸をしましょう」と言うトレーナーのレンティング弘子さんの指導で腹式呼吸を始める。息を吐いて5秒止め、大きく吸う。10回ほどくりかえす。体をリラックスさせる副交感神経に働きかけるという。
 コースの折り返しで「森の中で20分間1人になってみましょう」と言われ、思い思いの場所にシートを敷いて座る。風の音と「ピーッ」というノスリ(タカ科)の泣き声だけが聞こえる。森に包み込まれているような安心感がある。森を歩くうちに心が開かれ、悩みを打ち明ける人もいる。
 歩いた後は「癒しの森の宿」に指定された地元のペンションに宿泊し、新鮮な野菜や山菜料理を味わう。大正時代に宣教師が持ち込んだという珍しい野草、ルバーブのシロップ漬やジャムも人気だ。
 昨年8月末、日本医科大などが東京で働く女性看護師13人に2泊3日で森を体験してもらう実証実験を行った。その結果、免疫にかかわるナチュラルキラー(NK)細胞が増え、ストレスホルモンのコルチゾールの減少が確認された。高力さんは「最初は森を守る次世代を育てたくて子供たちを連れてきていた。でも、疲れて癒しを必要としているのは企業などで働く大人。そういう人たちに森の良さを知ってもらい、精神的な支えや安らぎを与えたい」と話している。

(08.5.20 日経新聞より抜粋)
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病棟レクレーション

~リラクゼーション~

 病棟では、週に一度、皆さんにストレスの説明を簡単にして、その後、リラックスする方法をお教えしています。その中から、今回は呼吸法のリラクゼーションをお教えしたいと思います。この呼吸法は呼吸を整える事によって、心身共にリラックスする方法です。


 ①仰向けになって目を軽く閉じます。両手はお腹の上に組み、足はまっすぐ伸ばします。②鼻から大きく息を吸い込み、「1、2」と数え、口からゆっくりと息を吐き出します。これを2分間程続けます。③次に、お腹の上に置いている手を、体の横に置き、再度②を行います。 ※いずれもゆっくりと行ってください。 ④最後に、いつもの呼吸を2分間程行います。

このリラクゼーションを行う時は、リラックスできるような優しい音楽を流しています。鳥の鳴き声、波の音などが入っている音楽もお勧めです。
リラックスする事によって、気持ちが落ち着いたり、お休み前にすると寝つきがよくなったりします。
皆さん、是非お試し下さいませ。

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クリスマス会の日程

 日時:12月13日(土) 時間:14時から 場所:デイケアルーム


詳細は次号でお伝えいたします。


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井戸端会議

~職員が日頃の体験や最近はまっていることetcを自由に書き込むコーナー~


■友達5人で愛媛に旅行に行ってきました。1泊2日のハードスケジュールでほぼ移動に時間をとられ、1日目は、道後温泉に浸かり、2日目は、松山城を見ることしか出来ませんでした。夜は、旅館でビデオ撮影しながら、某テレビ番組のすべらない話をして盛り上がりました。意外とあるものですね~(笑)後日友達から、愛媛旅行のビデオを編集したDVDが送られてきました。素晴らしい完成度でしたが、ほぼ、すべらない話でした・・・愛媛じゃなくても良かったのではと思う今日この頃ですが、よい思い出が作れました。

【ぼっちゃん】

■以前、姉(東京在住)が、お土産に関東でしか売ってないというプリンを買ってきてくれました。それはとてもおいしかったので、通信販売で買うことが出来ないものかと調べましたが店頭販売のみで買えずがっかりしていました。最近、九州の大型スーパーでも買えるようになったことがわかり、早速、福岡市に買いにいきました。後日、同僚にその事を話すと、近くの大型スーパーで売っているとの事。福岡市まで買いに行った私って・・・

【甘党】

■少し前に、三谷幸喜監督の「ザ・マジックアワー」という映画を見てきました。とても面白くあんなに大笑いしたのは久しぶりでした。ストレス解消になりました。一見する価値はあると思います!!

【モモ】

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編集後記

 三日坊主の私ですが、紫外線対策も毎日のお肌のケアもゆくゆくは将来自分に返ってくるものですよね!「継続は力なり」という言葉は学問のことを指しているように思っていましたが、何にでもあてはまることなのだと今頃、気づきました(>_<)

【ニニ】
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