荒木医院新聞 第28号

コスモス
 日本の秋にすっかり溶け込んだコスモスのふるさとは実はメキシコ。日本に渡来したのは明治に入ってからです。以来“秋桜”という和名で愛され日本の秋の風物詩として欠かせない花となりました。
 コスモスには「宇宙」という意味があり、語源はギリシャ語の「秩序」です。花びら8枚が秩序正しく星のように並ぶことから名付けられたという説があります。皆さんもコスモスを見に出かけてみてはいかがですか・・・・。

ひだまり 28
ひだまり Vol.28
コスモス
 日本の秋にすっかり溶け込んだコスモスのふるさとは実はメキシコ。日本に渡来したのは明治に入ってからです。以来“秋桜”という和名で愛され日本の秋の風物詩として欠かせない花となりました。
 コスモスには「宇宙」という意味があり、語源はギリシャ語の「秩序」です。花びら8枚が秩序正しく星のように並ぶことから名付けられたという説があります。皆さんもコスモスを見に出かけてみてはいかがですか・・・・。
2004.11.1発行
<発行元;シエスタ荒木医院>
〒807-1101 北九州市八幡西区上香月1-4-8
TEL:093-618-3555 FAX:093-618-3530
Homepage:http://www.04alpatec.or.jp/~siesta
E-mail:siesta@04alphatec.or.jp
CONTENTS/もくじ
クリスマス会のご案内
尺岳登山に参加して
Voice Voice Voice <読者投稿ページ>
「北アルプスに行って来ましたよ」
レストランシエスタのひとくちメモ ~朝ごはん食べてますか?
私のおすすめスポット
紅葉お出かけルート!!
クリスマス会のご案内
 早いもので、毎年恒例のクリスマス会の時期になりました。昨年はプロの方のマリンバの生演奏があり、とってもすばらしい時間を過ごすことができました。今年はエレクトーンの演奏を予定しています。その他、踊りやミュージックベルなどを企画していますので是非ご参加くださいませ。

     日   時 : 12月11日(土)14:00
     チケット代 : \1,000
       外来受付・病棟詰所にて取り扱っております
                              by クレイ


今年の出演者:二宮あやさんのプロフィール
 下関短期大学付属高校音楽科、足洗学園大学音楽部器楽科電子オルガン科専攻を卒業。高校在学中に山口県学生音楽コンクールにて金賞およびコンクール大賞を受賞。現在ヤマハ(株)エレクトーンデモンストレーターとして九州を中心に活躍中。
初めてエレクトーンという楽器をご覧になる方もおられると思います。素敵な楽器です。音楽を通して楽しい一時を皆様と一緒に過ごせる日を楽しみに待っています
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尺岳登山に参加して
 133回目の尺岳登山に参加しました。新緑のまぶしい山の中を風の道を通り山頂を目指しました。
 一歩・一歩、歩くたび体中に新鮮な空気が満ちたりました。皆で食べた山頂でのお弁当も最高で、ついつい食べ過ぎてしまいました。みんなで達成した気分も最高でした。134回目が楽しみです。

                     by オニギリ10個


 前回に続いて133回目の尺岳登山に参加しました。新緑がまぶしく新鮮な山の空気を吸い前回とはまた違った思いでとなりました。ただ、今回は、前回より少しペースが遅かったので少しきつかったのですが、山頂での山連の景色と皆で食べたお弁当と前日駒田さんが、我慢に我慢したビール(少しぬるかったけど)がとても良かったです。
 また、機会があれば参加させて頂きたいと思います。

                      by ケソケソ
               (小さい頃からのあだなです)
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Voice Voice Voice
小 鳥 屋 に て
 人間相手に疲れた。ふと「小鳥飼いたいなぁ」と思った。ペットショップを覗くと今は時期じゃないそうで一羽もいない。パソコンで検索したがヒットなし。電話帳で調べたらあった。小鳥屋が!!路地を走ってその店を見つけた。大きな看板に「○○小鳥」と書いてある。ペンキのハゲ具合から創業30年は軽いだろう。木製のガラス戸をガラガラと開けて中に入った。ピピピピピ!!チチチチチ!!ツィーツィー!!キーッ!! 四畳半くらいの店内にゲージは三段重ねになっている。「私を買って~」とアピールしてくるオカメインコ。巣からうじゃうじゃ顔を出している十姉妹。白い毛が密集して生えてる文鳥。ブツブツ言っているようなセキセイインコ。色とりどりで珍しい金華鳥。スカーレット色のカナリヤ。カナリヤがヤンキーになっちゃったような紅雀。「鳴き声も良くて見た目もとなるとカナリヤだね」人の良さそうなお爺さんが言う。「今年は鳥インフルエンザで海外から入って来なかったんだよ。国内繁殖だからちょっと高いけどね。気候が合ってるから強いよ!」小鳥を見る眼差しが優しい人だ。おっといけない!!見るだけ、見るだけ・・・・・一旦帰って良く考えた方がいい。旅行にも行けなくなるし、死んだら悲しい。テスターが死んだ時泣いたじゃないか・・・・・・「こんなに赤いのってそんなにいないよ。おととい入ったばかりの春子でね。この赤さは一級品だよ。」ポーン・ポーンと柱時計が六時を知らせた。インターネットで捕らないはずだ。ここはまだ昭和の時間が流れている。
 「大手じゃ売れ残りを黙って売る所もあるらしいけど、足のリングを見れば今年のだってわかるんだよ。」コンクリートの床はきれいに掃かれている。昔ながらのタイル製の流しはきちんと片付けられている。この人は小鳥一筋で生きて来たんだろうな・・・・・・心は傾いてゆく。
 「ブリーダーさんが一生懸命育ててくれたからね。可愛がってくれる人にお譲りしたい。」この一言で心を決めた。
 “ジーク”“フルート”と名付けた。赤いカナリヤのつがい。今は来る人に自慢しまくっている。この美しい声が筆舌出来ないのが悔しいね。聞きたい人は小鳥屋にどうぞ!!優しい気持ちを取り戻せますよ。

                                               by ニーベリング

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Voice Voice Voice
 山登り1年間の挑戦の報告をします。体重という荷物を何とか減らすことが出来ました。そして毎週日曜日には近くの低い山に登ることで足を鍛えてきましたよ。その間では大山、祖母山、傾山なども登りましたので、足は幾分鍛えれられていることは確かでした。しかし、今回目指したのは北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳という3000mを越す穂高連峰で、数日間で縦走したいというやや無謀な(?)計画でした。果たして何日も歩き続けることが出来るかという不安があったのです。
 アテネオリンピックの開会の日に私達(私と家内)は上高地に入りました。その日は一日中快晴で、上高地から見上げる穂高連峰の勇姿、明神岳のすごい岩峰、涸沢から見上げる穂高連峰・・・素晴らしい景色を楽しみながら歩きました。初日は上高地から涸沢まで歩くことで一日が終わりました。
 翌日、朝は晴れていました。涸沢の色とりどりのテント群の間を通り、北穂高岳を目指して歩きました(写真)。ゆっくり登りながら、振り返ると南に前穂高岳、その右に奥穂高岳、隣に涸沢岳の険しいが美しい姿を見ることができました。最高でしたね。大きな岩がゴロゴロあるガレ場が長く続き、幾つかの鎖場や梯子を使って道を登ること3時間。北穂高岳3106mの山頂に着きました。ここからの展望は直下に大キレット、そして北は槍ケ岳まで見えるはずでした。ところが山頂近くになってガスがかかり、小雨が降り始めたのでした。
 天候が悪ければ縦走は危険なのでやめるつもりでしたが、ここまで来ると目の前にある涸沢岳に行きたいという衝動は抑えられませんでした。雨具を身にまとい、涸沢岳を目指して歩き始めました。次第に雨が強くなり、風も吹き始めました。もっと困ったのは岩にペンキで書かれたコース表示の印が雨風のために見えなくなり、ルートが判らなくなったのです。私の想像を超えた大きな岩が続く尾根で、コース判らず、周囲には誰も人はなく・・・「生きて帰れるか」と一瞬怖くなりました。来たコースを見失わない内に撤退するしかないと考え、一挙に涸沢に下山したのでした。
 涸沢岳を諦めて翌日は奥穂高岳に直接登って帰ろうと計画を変更。しかしその夜から翌朝までは土砂降りの雨。晴れるまで待つ時間的余裕が無く、これも諦めて下山を始めました。横尾に着く頃から天気は回復し、上高地に戻った頃にはすっかり快晴になっていました。目標とした山は北穂高岳しか登ることは出来ませんでしたが、素晴らしい山の姿をしっかり見ることできました。そして私の足もそれなりに鍛えられたことも確認できたので満足でしたよ。
 ガスった北穂高岳で子連れのライチョウに出逢いました。梓川の河川敷の岩場で初めて「オゴジョ」にも出会いました。自然の中ではいろいろなことに出会えますね。皆さんも山に行きませんか。心配して家内が涸沢まで同行してくれました。どこかでバテると思っていたのかも知れませんね。ありがとう。山の写真は院内廊下に展示してありますのでご覧下さい。

by ダイエットに成功したにわか登山家

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レストランSIESTAのひとくちメモ
朝ごはん食べてますか?
 やっと、過ごしやすい秋になりました。秋といえば、何かと夜更かしをしてしまう季節でもあります。夜更かしといえば・・・・・夜食や朝寝坊など・・・・朝ごはんを“あ~時間がないから”とか、“食欲がないんだよね~”等と言って食べなかった経験はないですか?また、自分ではなくても身近な方にそういえば食べてないよねーという方がいませんか?
 朝ごはん抜きや、パン一枚だけなどという子供も増えているようです。朝ごはんを食べる理由は、単におなかが減っているからだけではなく、睡眠中も脳や神経組織はエネルギーを使い活動しています。朝ごはんを抜くと、脳は『絶食状態』となり、午前中の脳は効率よく働くことが出来なくなります。体温の上昇もくなり、これもまた脳が働きにくくなります。血糖値も下がり脳の摂食中枢が刺激され“食べたい”という体の要求と、現状では食べれないという落ち着きの悪い(イライラする)状態にもなっていきます。改善するには一日3食、朝・昼・夕ときちんと食事をとることにつきます。

  ★朝ごはん500KCalの例 (ごはん中茶碗一杯)
  ◎みそ汁:豆腐1/8丁(50g)とわかめ
  ◎目玉焼きとブロッコリー
  ◎大根おろしとしらすぼし
  ◎牛乳又はヨーグルト


  ★時間のない時は
  ◎牛乳とバナナ
  ◎コーンフレークと牛乳とみかん
  ◎チーズと野菜ジュースなど


 長い間朝ごはんをとっていなくて食べられそうにないという方には、
“時間のない時は”などのメニューで徐々に慣らして食べていけるように
トライしてみてください。これからは毎日体や脳のためにしっかり朝ごはん
を食べて素敵な一日をスタートさせてください!!

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私のおすすめスポット
 たまにしか足を運ばないのですが、宗像の津屋崎にある“あんずの里”です。近所の農家の方が自宅の畑で作った採れた手の野菜を持ちよって販売しています。お値段も野菜の値上がりが気になる中とってもお手頃でおどろくほどです。一つ一つの野菜に作った方の名前が記入されていて、それはきっとその方が、心をこめて作り自信をもっておすすめできるからだと思います。
 他にも、切花、手作りのお漬物、パンなどがずらりとならんでいます。名前の通り、お店の裏にはあんずの木が沢山植えてあって、春先には、沢山の実をつけています。お弁当が食べられるようなベンチもありますので、ドライブがてらお弁当を持って行かれてみてはいかがでしょうか。そこから見える津屋崎の姿もとてもきれいですよ。
by きのこ

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紅葉お出かけルート!!
皿 倉 山
 彩られた木々の間を走るガラス張りのケーブルカーで山頂駅へ!!赤や黄色に色づいた紅葉が間近に見え、秋ならではの景観に心もウキウキ♪山頂までは、洞海湾などを壮大なパノラマを望めるリフトで空中散歩を楽しんでみてはいかがですか?

秋  月
 「筑前の小京都」と呼ばれるだけに、ぶらぶら散策するだけでも秋の雰囲気はひとしお!!黒門周辺にはかえでやもみじが色づき、周囲の景観とのコントラストは見事。昔にタイムスリップしたような感覚に・・・・。

小 倉 城
 車を止めてお散歩がてら散策へGO!!
 町並みを見守るように佇む小倉城は、緑が多く都心とは思えないほど・・・・。 周辺には松本清張や森鴎外など名だたる文豪の史跡も・・・・・。

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編集後記
 今回より作成者があたらしくなりました。
不慣れで至らないところも沢山ありますが今まで同様「ひだまり」を可愛がっていただけるよう頑張ります!!
by ももたろう

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