荒木医院新聞 第31号

最近、急に朝晩の冷え込みが激しくなりましたが、皆さん風邪などひいていませんでしょうか?「秋」といえば「食欲の秋」・「スポーツの秋」・「芸術の秋」といわれるように贅沢な季節なので、すべてとはいきませんが多くをこなせれば心身ともに充実できるのではないでしょうか?くれぐれもおいしいものを食べすぎて体調を崩さないようにしてくださいね(笑)!

ひだまり 31
ひだまり Vol.30
最近、急に朝晩の冷え込みが激しくなりましたが、皆さん風邪などひいていませんでしょうか?「秋」といえば「食欲の秋」・「スポーツの秋」・「芸術の秋」といわれるように贅沢な季節なので、すべてとはいきませんが多くをこなせれば心身ともに充実できるのではないでしょうか?くれぐれもおいしいものを食べすぎて体調を崩さないようにしてくださいね(笑)!

【年末年始の外来休診日のお知らせ】
 平成17年12月29日(木)の午後~平成18年1月3日(火)を休診とさせていただきます。尚、29日(木)の午前中は診療致します。
2005.111発行
<発行元;シエスタ荒木医院>
〒807-1101 北九州市八幡西区上香月1-4-8
TEL:093-618-3555 FAX:093-618-3530
Homepage:http://www.siesta-hosp.jp
E-mail:libertad@siesta-hosp.jp
CONTENTS/もくじ
クリスマス会のお知らせ
Voice Voice Voice ~趣味を楽しもう
絵手紙始めませんか
レストランSIESTAのひとくちメモ
八ヶ岳に登りました
雑学コーナー
名言・格言集
クリスマス会のお知らせ
 毎年恒例の荒木医院のビッグイベント、クリスマス会のシーズンとなりました。
 楽しいアトラクションを観て立食でおいしい物をいっぱい食べて懐かしい入院仲間やスタッフとお喋りして過ごすそんなパーティーです。
 レストランシエスタが腕によりをかけたお料理、キャビアのせカナッペ、きのこどっさりパスタ、たんぽぽ色かぼちゃスープ、苺ケーキ、オレンジババロア、チーズたっぷりピザなど食べきれないくらいご用意しております。
 アトラクションも美しい音色のミュージックベル、韓国俳優と見間違う面々のソーラン節など。
 スペシャルゲストは「かつみ」さんのボーカルでジャズをお楽しみ下さい。
 その他空クジなしのラッキープレゼントもございます。荒木医院ご利用の皆様ならどなたでもOKです。ご主人、奥様、お友達などお誘い合わせの上、是非お越し下さいませ。
日時:12月10日(土)14:00 チケット代:¥1,000 外来受付・病棟詰所にて販売致しております
昨年の風景 ⇒  

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Voice Voice Voice ~趣味を楽しもう
趣味を楽しもう!
 ゴルフ、スキューバダイビング、釣り、etc.
人間は仕事をしながら遊ぶように生まれたらしい。 又、趣味を通して様々な異業種の人と知り合えるのも趣味の良いところかもしれませんね。

 今は忙しくて無理だけど、時間が出来たらやってみたいこと、それは乗馬なんです。 馬上は世界が変わって見える。地上から1m位しか上ってないのに、すっごく広く感じられる。 馬の大きな美しい目と向き合って、「乗せてね」というと、馬が少し後ずさりする。 鐙と蔵に身体を預けて、「えいっ」と乗る。広くなる大地、馬がゆっくり歩き出す。 少し早足、とお腹をポンと蹴る。「タッタッ・・・」速い、速い。気持ち良い。 私は今、このコと一緒に走っているんだ!楽しくて良い気持ち。 汗が出てくる。ひと走りして、止まれ!と両脚と手綱で馬に合図する。 有難う!と首筋を何度もなでる。心無しか、「また一緒に歩こう!」と瞳で馬が答えてくれる気がする。 腕を上げて、秋晴れの草原の中、走ってみたいなあと思うこの頃です。 皆さんも如何ですか?
byキャンベル

  ☆馬に気持ちが伝わらなければ、乗馬は難しいのでしょうね?
     私も一度してみたいものです。
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絵手紙始めませんか
 この花面白いな、この花可憐だな、この花珍しいな、こんな花に出会うとつい描いてみたくなる。ほんの一枝(一輪)を花瓶に押し、あちらこちらに方向を変えて、一番その花らしい角度を見つけて描いてみる。そんな自分が現在ここにいるのが不思議だ。
 絵はもともと苦手で、子供の時に絵を書いて遊んだ記憶はあまりない。友達がお人形の絵を上手に書いているのを横で眺めうらやましく思っていたが、自分が書いてみようとは思わなかった。
 そんな私に60歳を迎える頃、一通の“にがうり”の絵手紙が届き、これをきっかけに今絵手紙を書いている。
 インターネットで検索し、そして本が売られている事を知り、早速本屋さんで買い求めた。筆の持ち方、描き方、解説付きでよく解る。でも、描いてみると全く思うように描けない。
 星野さんの口に筆をくわえて描かれた絵を見、大野さんの義手で描かれた絵に感動した。私には立派な手が二本ある。それなのにこんな絵しか描けない自分が情けない。
 でも「下手でいい、下手がいい」「ピカソの絵を誰がいいと思いますか。」この言葉に後押しされ、今では私の楽しみの一つとなっている。何も考えず、ただモチーフだけをじっと見つめ無心になれるひと時だ。真っ白いハガキの上に、下書きも何もせず、ぶっつけ本番にひと筆を落とす時の緊張感が好きだ。
 今、どなたか絵手紙を描いている方がおられる事をお聞きし大変嬉しかった。早くその方の絵と一緒に並べられる日が来るのが待ち遠しい。そして、これから訪れるであろう老いがスロースローにやって来る事を願っている。
by赤とんぼ

  ☆赤とんぼさんいつも投稿ありがとうございます。
     完成した絵手紙ぜひ当院で飾らせてください。お待ちしております。

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Voice Voice Voice
1日1万歩
 「1日1万歩」とよく言われますが・・・どの位かな?と疑問を持たれた方も多いのではないでしょうか。
 ちょっとそこまで・・歩いて10分のところでも車で移動してしまいます。(私もその一人ですが)その分日常の身体活動量が減っているということにもなります。“健康日本21”という2010年をゴールとした国民健康づくり運動があります。それには、成人で1日約10分(1000歩)、高齢者で13分(1300歩)現状より、多く歩くことを目標としているのですが・・・ご自分の今の現状を振り返ってみてはどうですか?難しいなーと思われる方が多いのではないでしょうか?それなのに1日1万歩歩きましょう!と言っているのですから・・・。1万歩とは、体重60kg・歩幅70cmの人が分速70m(時速4km)で100分歩く事に相当します。またそれは、健康のために勧められている消費カロリー300Kcalと同じになります。
 運動の効果は、肥満・糖尿病・高血圧・高脂血症などにあります。肥満は食事のみで減量をしますとリバウンドを起こしやすく、繰り返すことで内臓脂肪が蓄積しやすくなります。運動を組み合わせることでスムーズな減量につながります。糖尿病は、週1回の休日のみの運動でも発症リスクが低下すると言われています。高血圧は運動を習慣にすると、正常の人は、予防になります。高血圧の人は、収縮期および拡張期血圧が5~7mmhg低下します。高脂血症は、運動を習慣にすると、中性脂肪を下げ、善玉のHDLコレステロールが上昇してきます。運動の種類は、高血圧、高脂血症などの循環器病や糖尿病の予防は、ウォーキングなどの持久的運動が効果的です。肥満を伴う場合は、ダンベル体操などのレジスタンス運動と持久的運動の組み合わせが勧められています。
 1時間も時間がとれない方でも、10分間体を動かしてみてはどうですか?ラジオ体操などもお勧めします。いまの幼稚園や小学校では、アイーダ体操というものが登場してきているみたいですが・・・。
 秋です。食欲の秋の後は、スポーツの秋もいいですね。
健康日本21リーフレット No.18 参考

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八ヶ岳に登りました
■ 清里から見た八ケ岳 ■
昨年は北穂高岳を登りました。それから一年、九州山々を歩きながら、体力温存に勤めてきました。8月12日の夕方仕事を終わると、名古屋行き最終の新幹線に乗りました。名古屋からレンタカーを借りで深夜の中央道を走りました。諏訪湖SAで2時間ほど仮眠をとって、出発点の美濃戸まで入りました。
 距離の短い南沢を歩き、行者小屋を目指しました。綺麗な渓流で緑も美しく、楽しい沢歩きでした。地図には標準2時間と書かれていた行程でしたが実際には3時間を必要としました。行者小屋からは、少し雲のかかった主峰赤岳、右隣には中岳~阿弥陀岳、左隣には険しい横岳~優しい硫黄岳と壁のようにそびえている姿を初めて目にしました。
 一休みしてから、地蔵尾根を登り始めました。樹林帯も傾斜で厳しくて息が上がりました。地蔵尾根の上の方は溶岩のかたまりでゴツゴツしていて、足場も悪いくさり場が続きました。雨が降ればとても危険な感じで、出来ることならこのルートで降りたくないと思いました。尾根にたどり着いたら名前のようにお地蔵さまが立っていて迎えてくれました。しばらくなだらかな尾根を南に歩き、赤岳展望荘という山小屋に到着です。しっかりガスがかかり、周囲は何も見えない状態でした。お昼過ぎから昨晩の分を取り返すべく昼寝をしました。偶然目覚めたら、周囲のガスは晴れて、周囲の山々がはっきり見えるではないですか。慌ててカメラを持って飛び出しました。雲の晴れ間、30分間の夢のような出来事でした。
■ 赤岳展望荘からの赤岳山頂 ■
 夜は寒くて、ストーブに火が入りました。下界では暑い8月13日に「寒い寒い」と言いながら、毛布と布団にくるまって何と12時間も眠ったのです。翌朝空は快晴でした。南を見上げるとすぐそこに八ケ岳の主峰赤岳(2899m)の山頂が見え、西に中岳と阿弥陀岳、北に横岳と硫黄岳・・・南八ケ岳連峰を一望出来ました。朝食を済ませてすぐに赤岳山頂を目指しました。素晴らしい景色を眺めながら。赤岳山頂からは、南に権現岳、遥か南方に南アルプスの大きな山々を見ることができました。絶景でしたよ。来て良かった!
■ ニホンカモシカ(中岳) ■ ■ コマクサ(中岳) ■
 しばらく山頂を満喫して下山を開始しました。登りと別ルートで横岳、阿弥陀岳を極めて行者小屋に下山予定でした。足元には高山植物の代表のひとつ「コマクサ」が沢山咲いていました。横岳山頂を過ぎたところで、思いがけないものを発見したのです。鋭い岩の上に「ニホンカモシカ」がいたのです。昨年は「オゴジョ」に会いましたが、カモシカに出会ったのは初めてで、これも感激しましたね。阿弥陀岳の麓まで来たころ、山は再びガスに包まれ始めました。展望が利かなくなったので、阿弥陀岳には登らず行者小屋におりました。八ケ岳は水の多い山で、美味しい水が飲める山でしたよ。この日の夜は高校時代の大先輩の山荘に泊めていただきました。八ケ岳の麓に住んでいる人・・・羨ましいですね。安斎先輩、ありがとうございました。翌日清里(山梨県)に回ってみましたが、その時もまた幸せなことに空は晴れあがり、昨日登った八ケ岳連峰を反対側から見ることが出来ました。今年も大満足の夏山でしたよ。
にわか登山家

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雑学コーナー
「おはぎ」と「ぼた餅」
おはぎは「萩の餅」を省略していった女房ことばである。おはぎの別名のぼた餅も 「ぼたん餅」を省略したもの。
女房ことばにはこのような省略ことばが多い。たとえば、ざぶとんの「おざぶ」、 田楽の「おでん」、かまぼこの「おいた」。
おはぎとぼた餅は同じものだが、一説によると春の彼岸にたべるのがぼた餅、 秋の彼岸がおはぎだそうだ。
江戸時代には、きなこをつけたのがちょうど萩の花に似ているところから、はぎのもちで「おはぎ」。
あんこをつけたのがぼたんの花に似ているところからぼたんもちで「ぼたもち」と区別していたようだ。

「ざるソバ」と「もりソバ」
海苔がかかっているのが「ざるソバ」、ないのが「もりソバ」。
しかし、昔は「ざるソバ」にはいいソバを使い、つゆも必ず一番だしを使っていたそうだ。
一方、「もりソバ」はよくないソバを使い、つゆも二番だしだったという。

「コップ」と「カップ」
ことばの語源は、コップがオランダ語、カップが英語からきている。
定義としてはっきりとしたものはなく、とってがついているものがカップ、ないのがコップかな?
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名言・格言集
 「芸術の秋」にちなんでひだまり作成者の独断と偏見で名言・名台詞を集めてみました。賛否両論あると思いますが短い文章を読み、いろいろ考えてもらえたらなあと思います。読書が苦手な方にもよいのではないでしょうか?

【 格言 】
  ・未来を予測する最善の方法は、自らそれを創りだすことである
byアラン・ケイ 
・どんな困難な状況にあっても、解決策は必ずある。救いのない運命というものはない。 災難に合わせて、どこか一方の扉を開けて、救いの道を残している。
byセルバンテス 
・笑って暮らすも一生、泣いて暮らすも一生。
byドイツの格言 
【 映画の名台詞 】
  ・希望はいいものだよ。多分最高のものだ。いいものは決して滅びない。
by『ショーシャンクの空に』 
・道を知っていることと実際に歩くことは違う。
by『マトリックス』 

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編集後記
皆さん、今回の「ひだまり」はいかかでしたでしょうか?(^-^)
皆さんからのご意見・ご感想・リクエスト何でも結構ですのでいただければと思います。 おまちしておりま~す☆
ニニ
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