空を見上げると、うろこ雲がいっぱいで、すっかり秋の空ですね。秋の空といえば、「女心と秋の空」という言葉があるように日本の変わり易い秋の天気を女心に例えたことわざがありますが、元来は「男心と秋の空」だったそうです(―_―)!!日本では、飽きやすく変わり易いのは「男心」だったのですが、英語のことわざに、似たようなことわざがあり、それが「女心」だったため、「女心と秋の空」に変わったそうです。西洋文化の影響を受けた女性の心を象徴しているのでしょうか?
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空を見上げると、うろこ雲がいっぱいで、すっかり秋の空ですね。秋の空といえば、「女心と秋の空」という言葉があるように日本の変わり易い秋の天気を女心に例えたことわざがありますが、元来は「男心と秋の空」だったそうです(―_―)!!日本では、飽きやすく変わり易いのは「男心」だったのですが、英語のことわざに、似たようなことわざがあり、それが「女心」だったため、「女心と秋の空」に変わったそうです。西洋文化の影響を受けた女性の心を象徴しているのでしょうか? ≪年末・年始の外来休診日のお知らせ≫ | 2008.11.1発行 ![]() |
荒木医院のクリスマス会のシーズンとなりました。
今年も当院をご利用して下さる皆様へのご恩返しとして楽しいひとときをご用意させて頂きます。
今年はハンドベル演奏、ソーラン節に加え、スペシャルゲストとして、「池本滋子&牧田正昭カルテットfeaturing田部俊彦」さんのジャズをお楽しみ下さい。荒木医院ご利用の皆様ならどなたでもOKです。
ご主人、奥様、お友達などお誘い合わせの上、是非お越し下さいませ。お心ばかりの軽食もご用意しております。


~enjoy the jazz~
バンド
『池本 滋子&牧田 正昭カルテット featuring 田部 俊彦』
■ 出演者プロフィール | ||
牧田 正昭氏(ギター) 高校時代よりライブハウスで活動し、18歳の時ジャズに目覚める。その後、福岡市内のライブハウスでプロデビュー、多くのグループのギターリストを務める。 28歳の時、渡米。ニューヨークで本場のジャズを勉強する。 2002年「MACKY MUSIC」を設立しプロデューサーとしても活躍中。 | 池本 滋子氏(ボーカル) 学生の頃よりコーラス部、バンドで活動をする。仕事・育児などで音楽活動を休止していたが、30年ぶりに再開。 「MACKY MUSIC」にて牧田正昭氏、佐藤まゆみ氏に師事。年に数回ライブハウスなどで活動中。 | 田部 俊彦氏(サックス) 81年 ヤマハ・エルモーション九州大会グランプリ及びライトミュージックコンテスト全国大会優秀賞受賞。 93年 マリンメッセ福岡において、スティービー・ワンダーと共演。 九州を代表するテナーサックス奏者として活躍中 |

当院では、月に一回、近くの尺岳登山を行っています。入院しているのに、きついと言われる方もおられますが、ゆっくり登りますので、是非ご参加下さいませ。
尚、田部井 淳子氏は次のように山の効用を述べておられます。
「山の効用は暮らしに元気を与えてくれること。私は子供の頃はうじうじと悩む性格でしたが、楽天的でおおらかになったのは山のおかげ。つまらない悩みなんてふっとんでしまいます。とりあえず今日は思い悩まずゆっくり寝て、明日のことは起きてから考えよう、といろんな問題にけりをつけることができるようになりました」
山のプレゼントはそれだけではない。昨年の夏は命を救われた。グルジア第2の高峰カズベキ山登坂中、山小屋でシャワーの代わりに化粧水を垂らしたコットンで首から胸にかけて丹念に拭いていたところ違和感を発見、帰国後、乳がんとわかり、急遽手術を受けた。山の中だったから発見できたとの思いは強い。幸い転移もなく術後10日目に海外の山へ出発した。
「自宅で療養するよりはるかに効果があったと思います。自然界の樹木や草花から体の細胞を活性化させるエキスが出ているからでしょう。自らの治癒力が生き生きと活動を始めた気がしました。」
山歩きで病気が全快するとはいえないまでも病気の進行を遅らせることはできる、との思いは強い。実際、知人の医者は治療の一環としてがん患者を月1度、山に連れて行く会を主宰しているという。

お盆休みのアルプス登山は5年目となりました。今回は診療を一日休ませていただいて、今までになく長い縦走を計画しました。コースは中房温泉から入り、燕岳(つばくろだけ)・大天井岳(おおてんしょうだけ)・赤岩岳、西岳、・槍ケ岳を経て上高地に下山する計画でした。
腰が痛んだり、足がしびれたりする昨今、直前まで体力的不安がありましたが、機会はこの時しかないので決行しました。
8月12日の診療を終えた後、夜行バスに乗って九州を離れ、翌朝名古屋に着き、JRの特急に乗り換えて信州へ。JR穂高駅からタクシーで登山口の中房温泉に着いたのは正午でした。 早朝から登り早いうちに目的地に着くという登山の鉄則に反し、昼からの登山開始となりました。
中房温泉からの登山路は日本三大急登の一つといわれる急坂で、第三ベンチを過ぎた頃から足がつり始めた。初日からこれでは先が思いやれる感じでした。
足のサポーターを補強し、休みながら登り続けました。やっとの思いで合戦小屋にたどり着き、この小屋の名物の西瓜を食べ、10分休んでまた歩き続けました。この辺りからようやく視界が開け、左手に常念岳を見ることが出来ました。燕山荘(えんざんそう)にたどり着いたのは17時30分でした。北方すぐ目の前に、白い岩肌の燕岳(2762m)が見えました。
2日目の朝は5:15に燕山荘を出発。しばらく平坦な尾根歩きが続き、次に大きく下り、更に大天井岳(2922m)に向かって再び登り続けるコースでした。結構きつい坂道ですが、途中にコマクサが沢山咲いていて、ホッとさせてくれました。大天井岳の北側を回りこんで大天井ヒュッテに着いたのは9:08でした。クサリ場やハシゴがあり、少しドキッとさせられるところがありました。ここで朝食をとり、先ずは一気に下りです。その後はひたすら登り続けるコースでした。赤岩岳(2766m)を経て、西岳(2738m)のわきを回りこんでヒュッテ西岳に着いたのは12:55でした。この日は7時間40分の工程で、足は疲れきってしまった。
読者の皆さんは山の展望の話題が出てこないことにお気付かれたでしょう。今年は初めて天気には恵まれなかったのです。歩いた尾根は2500~2900m位の標高でしたが、その高さに雲がかかり、素晴らしいはずの山々の山頂だけが雲に隠れている中の登山でした。遠望がきかず、いい写真は全く撮れませんでした。しかし、高山植物は咲いていましたよ。大天井岳から先では、例年のことながらトリカブトの紫色の花が咲きみだれていてきれいでした。気温は涼しく、夜は冷えて寒く、今年も贅沢な夏を過ごしました。
ヒュッテ西岳に到着した後、強い雨が降り始めました。雷を伴っていたためテントを張っていた人達も危険を感じて、山小屋に非難してきました。疲れ果てて早くから寝ました。
3日目朝、雨はあがっていましたが、目の前に見えるはずの槍ケ岳(3180m)の姿は完全に雲の中でした。この日の予定はクサリ場やハシゴの連続するこのコースの最大の難所である東鎌尾根でした。翌日の天気もあまり期待できないという情報でした。霧雨の中で足元も濡れていて危険なので、せっかく槍ケ岳の目前まで来ていながら、登ることを断念し、途中の水俣乗越(みなまたのっこし)から、槍沢へのエスケープコースを下って逃げました。ひたすら下り続ける一日でした。7時間下り続けて徳沢に着きました。
その日の宿は徳沢園。ここまで来るとお風呂に入れるのです。それに山小屋の粗末な食事とは違って、ステーキや生野菜などが出てきます。しっかり汗を流し、食事を楽しみ、無事下山したことを実感しました。今年も同伴した名ガイドは妻でした。ありがとう。
今年の縦走コースは大学生時代の昭和41年7月に友人3人と挑戦したコースでした。合唱団で「山に祈る」という組曲を歌うことになり、指揮をする伊藤君を連れて、舞台となった山を歩こうということになったのです。しかし、梅雨明け前に登ったため雨に遭い、大天井岳で2日間足止めとなり、先に進むのを断念して、登って来たコースを引き返したのでした。今回で槍ケ岳には2回拒まれたことになります。もう一度来いと言うことなのでしょうね。今回はお見せできる写真はありませんので、昭和41年に登った時の燕岳からみた大天井岳~槍ケ岳のスケッチを見ていただきます。山の姿は今も同じはずです。
今回の登山中、高齢の母が生死の間をさまよう状態が続いていました。母は山好きな父親に連れられて、女学校時代に槍ケ岳に登っているのです。昭和10年頃の話です。西鎌尾根から槍ケ岳を縦走していて雨に合い、歩けなくなり、遭難しかけた山だったのです。母の紀行文が記載されている女学校の文集を数年前にもらいました。ガイドを伴っての登山だったようですが、当時は今のような使いやすい登山用具も無かったでしょうし、登山道が今ほど整備されていなかったはずです。今回の私の登山には、闘病生活に入った頃に撮った母と私の子どもたち、看病している妹が一緒に撮った写真を持って登ってきました。この写真を槍ケ岳山頂に持って行けなかったことが残念ですが、すぐ近くまで母を連れて行けたので、これで喜んでくれればと願うのです。(母は10月6日に92才で他界しました)
「エネルギーコントロール中の方の、外食(お弁当)の選び方、ワンポイントアドバイス」
またまた今年も「食欲の秋」がやってきました。読書やスポーツなどもありますが・・とにかく、「食欲の秋!!」です。まずは食べないと、体も心も働きません。しかし、健康診断の結果→太りすぎ・肥満・コレステロール・中性脂肪・尿酸・血糖、と少々基準値より高い方は、ちょっと食事に気をつけないといけませんね。また、検査はしてないけど、最近おなかまわりが少し大きく成長したり、体重がグーンと増えたりと感じる方も同じです。
今回は、外食(お弁当)選びのワンポイントアドバイスをします。
外食は、ボリューム感があり満腹感が得られるように作られています。好きなものをたべるために外食をたまにするには、あまり考えなくても問題はありません。しかし、毎食の昼食は外食となると、栄養の偏ったバランスの悪い食事になってしまい、エネルギーコントロールが必要な方には、好きなものばかり・同じものばかりはお勧めできません!

★ ワンポイント ★
ステーキのとき・・サーロイン→ヒレ肉がおすすめ!
空揚げのとき→シチュー、トマト煮込みがおすすめ!
肉料理→魚料理
中華料理のとき・・・ | 肉、卵など単品のものや揚げ物が多い料理→野菜や魚がメインのものにする。八宝菜、チンジャオロースー、白身魚の野菜あんかけなどおすすめ! |
お弁当のとき・・・![]() | 幕の内はカロリーが高くなることがあるので、調理方法をみて選びます。唐揚げ、トンカツ、コロッケなど少ないもの。野菜の多く入っているもの。野菜が漬物だけのものは、単品の惣菜も選びます。カロリー表示をみて選ぶこともおすすめです。卵焼き(卵料理)はコレステロールの高いかたは、朝食で食べていれば、入ってないものを選びます。 |
麺類・・・ | ラーメンとチャーハン(ライス)、うどん(そば)といなり寿司(ごはん類)など糖質の偏りになりバランスがとても悪くなりますので、特に血糖値の気になる方は、冷奴、茶碗蒸し、野菜炒などを組み合わせてください。 |
サンドイッチのとき・・![]() | 卵、カツなどコレステロールが高い方は選ばないようにします。菓子パンは避けます。クリームなどたっぷり入っているものは、カロリー表示がないものがあります。菓子パンとおにぎりの組み合わせも糖質の偏りになります。 |
お酒・・・ | 適量を目安にします。適量は、御飯1杯分(160kcal)です。 日本酒1合、焼酎1/2合、ウイスキーシングル2杯、ビール中瓶1本、 |
~職員が日頃の体験や最近はまっていることetcを自由に書き込むコーナー~
■国が定めている、森林セラピー効果が科学的に認められている場所のひとつ、山梨県の西沢渓谷に9月に行って来ました。まず、印象に残ったこととしては、空気が清々しく、気持ちが自然に落ち着いたことです。自分でも気づけるほど、普段よりも歩くペースもゆっくりとしていてリラックス効果は実感できました。途中、険しいトレッキングもありましたが、その先の自然に囲まれた滝を一望したときは、感動しました。九州にも、身近に自然は沢山あるので、皆さんも機会があれば是非、足を運んで見て下さいね。
■先日、関東に言った時のことです、「そこ、行けんの?」と関東の人が言っているのを聞いてびっくり!「『行けんの?』とか使うんやね?方言と思った」という私に「なんで?使うよ!方言じゃないやろ?」と言われ、なぜか府に落ちない。よくよく聞いてみると「行けるの?」という意味。こっちでは「行けない」という意味で正反対の言葉でした(-_-;)
日本語って難しいなあとつくづく思いました。