先月、香港紙が、経済大国であるはずの日本と米国でほぼ6人に一人が「貧困状態」であると報じてます。日本の「貧困率」はOECD(経済協力開発機構)加盟国中4番目の高さだそうです。また、母子・父子家庭の貧困率は加盟国中最も高いそうです。
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先月、香港紙が、経済大国であるはずの日本と米国でほぼ6人に一人が「貧困状態」であると報じてます。日本の「貧困率」はOECD(経済協力開発機構)加盟国中4番目の高さだそうです。また、母子・父子家庭の貧困率は加盟国中最も高いそうです。これは、福祉制度が他の国に比べて不十分であることを意味していると思います。福祉国家であるスウェーデンは国民の高税負担を基盤としているそうです。しかし、還元されている為、不満はないと聞きます。日本も政府と国民の信頼関係の構築が課題であると思いました。 ≪年末・年始の外来休診日のお知らせ≫ | 2009.11.1発行 |
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ピアノ 荒西 要介(Yousuke Aranishi)
1954年5月5日、福岡県田川市にて誕生。
3歳より、ピアノ、マリンバを始める。
武蔵野音楽大学ピアノ科に入学。
ビクター音楽教室の九州・中国四国地方ディレクターに就任、講師の指導にあたる。
平成元年に福岡県古賀市の「玄海古賀太鼓」と出会い、以後作曲と音楽指導を担当する現在フリーで活動中
外来では、インフルエンザ対策として、病院入り口に消毒液を置いております。是非、ご利用下さいませ。
また、スタッフは予防としてマスクを着用しております。感染している訳ではございませんのでご安心下さいませ。マスク着用により、聞こえづらい事があるかと思いますが、ご理解下さいませ。
10月より、新患受付が終日から、午前中のみに変更となりました。この為、午前中は今まで以上に混雑+お待たせしております。午後来院が可能な方は午後がおススメです。
また、連休などの関係で患者さんの多い週と少ない週もございます。外来、テレビ横に院長お手製のカレンダーを掲示しております。これには、今までの多い日・少ない日をしるしで表わしております。参考にして周期をずらすなどして頂ければ、お待たせする時間が少なくなるのではないかと思います。宜しければ、ご利用下さいませ。
午後のひととき
九月に入り、朝夕は涼しく秋の気配を感じるものの、日中はまだまだ暑く真夏を思わせる日々が続いています。
今日は幾分陽射しも弱く、昼食後の片付けを済ませ、洗濯物も取り込み、家事も一段落ついたので、新聞でも読もうかな・・・と思っていた矢先、昨朝、近所の方からいちじくをザル一杯頂いていたのを思い出しました。朝・昼・夜と食後一つずつ頂いてはいたものの、夫と二人ではなかなか食べきれず、そのうち腐ったら勿体ないな・・・と思い、イチジクジャムを作る事に決めました。インターネットで検索し、一番作り易いのを選んで印刷しました。
イチジク1kgを用意し、皮をむき煮詰めること1時間。そして、グラニュー糖200gを入れ、さらにかき混ぜつぶしながら1時間。最後にレモン汁を入れ焦がさないように煮込んで完成です。煮沸消毒した瓶に丁度2個半出来ました。
道の駅で売っているのと何ら変わりなく、美味しく出来上がり、ネットの便利さを改めて感じました。
早速、暖かい出来上がりを近所の方に1瓶持って行き、ジャムに変身したのをおすそ分けしました。
六月は夏みかんでマーマレード、イチゴジャム。十二月は家庭菜園で採れた人参とりんごのミックスジャムとジャム作りは私の楽しみの一つです。
次は、ブルーベリージャムに挑戦してみようと思います。 【赤とんぼ】
国宝 阿修羅展に行きました!
興福寺創建1300年を記念して、東京国立博物館で阿修羅展を開催しているのをテレビで見て、是非見てみたいと思っていたところ、九州でも開催することを知り、8月中旬、九州国立博物館に見に行ってきました。人が多いと聞いていたので、平日を選んで行きましたが、それでも多かったです。
中に入ると暗がりの中、スポットライトを浴びた阿修羅像が展示されてあり、360度ぐるりと見ることが出来ました。現代の女性モデルを彷彿させる小顔で華奢な体つき、3つの顔と6本の手は、その美しさに不自然さを感じませんでした。美少年といわれているのには納得でした。その先には八部衆像8体のうち4体(阿修羅像を除く)、十大弟子像(現存6体)のうち4体をこれまた、360度見ることが出来ました。九州でじかに対面できるのは今世紀最後といわれているのでとても、貴重な体験が出来ました。 【スナフキン】
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にわか登山家のアルプス登山は6年目です。今年は昨年目の前まで来ていながら断念した槍ヶ岳への再挑戦でした。8月12日の診療が終わってから、長男に徹夜で車を走らせてもらい、翌朝7:15に長野県の沢渡に着いた。そこから上高地に入り、梓川沿いに歩くこと6時間。途中から雨となり、初日から苦しい登りだった。14:15槍沢ロッジに着き、雨音を聞きながら、超満員の山小屋で早くから眠った。
14日の朝は快晴に変わっていた。6:00に出発。雪渓から吹く風と日陰で、ババ平を経て天狗平分岐までは順調な足取りだった。この後から傾斜がきつくなり、また快晴が恨めしくなるほどジリジリ太陽が照りつけ、足取りが悪くなってきた。次第に足の疲労が激しくなり、休息しても疲れがとれなくなった。
真っ青な空にそびえ立つ槍ヶ岳の山頂がすぐそこに見えるが、遠かった。ヘトヘトに疲れて槍ヶ岳山荘にたどり着いたのは大幅に遅い12:20だった。体力の無さというか、年齢というものを実感した。
槍ヶ岳の山頂の岩が目の前にそそり立っている。周囲の山々を食い入るように眺めることが出来て満足でした。しっかり足をマッサージして、早い時間から眠った。

15日の朝も雲一つ無い晴天でした。7:00山荘を出て、槍ヶ岳山頂まではクサリ場とハシゴの連続の岩登りでした。20分あまりで3,180mの山頂に着いた。山頂からの展望は山荘よりも高いため、一層すばらしい360度の展望でした。
東には昨年登った燕岳~大天井岳~西岳、その南に常念岳~蝶ヶ岳が連なります。昨年雨に泣いた西岳ヒュッテの赤い屋根も眼下に見えて、昨年ここまで来ていたのだという無念さを思い出したりもした。
真南に大喰岳~北穂高~奥穂高~前穂高の連峰が、その奥に焼岳・乗鞍岳、更にその先に御嶽山まで見え、すばらしい山々に心震える思いだった。穂高連峰の西に笠ヶ岳、その遙か奥には白山までしっかり見えた。西から北に目を転じると、黒部五郎岳~鷲羽岳~水晶岳~烏帽子岳。更にその向こうに美しい山肌の薬師岳、更にその北側に立山・剣岳、更に2年前に登った鹿島槍ヶ岳など後立山連峰までが見える。快晴のおかげで北アルプスのほとんど全貌を見ること出来た。感動の時間が続きましたよ。膝や腰の痛みがある身体で、よく歩いてくれた自分の足を褒めたいと思った。槍ヶ岳に立たせてもらえて感謝でした。
山頂からの展望を楽しみ、写真を沢山撮り、山頂から岩を恐る恐る下った。前日登ってきた槍沢をゆっくりペースで下り、7時間かけて徳沢園に着いた。この宿の楽しみは昨年にも書いた通り下界の食生活に戻れるところです。食事もレストラン食になり、4日ぶりに入浴もできて生き返った思いだった。徳沢園は井上靖の「氷壁」の舞台となったところで、井上靖が毎年訪れていた宿です。
槍ヶ岳は北アルプスの十字路の中心に位置し、周囲の山々を展望するには最高の山だと実感した。槍ヶ岳一つだけの登山のために九州から4日間を使っていく価値があるのか・・という事前の私の予想は見事に外れた。もっとも、天候に恵まれたからですので、山の神様に感謝ですね。今年も同伴ガイドをしてくれたのは妻で感謝です。留守中の病院を守ってくれた病院スタッフや自宅の動植物の世話をしてくれた子供たちにも感謝します。今年も山を楽しませてもった。皆さんありがとう。来年もまた行きたいと思うので、足を弱らせないように努力します。


紅葉の季節になりました。自然の美しさをよく知る風景写真家に、清流や滝、がけなどの雄大な景観とともにきれいな紅葉を楽しめる渓谷を挙げてもらっているコーナー(日本経済新聞発行)がありましたので一部ですが紹介します。