今年も残すところ2ヶ月になりましたね~。今夏の記録的な猛暑の影響で野菜の高騰が続いていますね。そんな中、国産のマツタケは大豊作だそうです。猛暑とその後の雨の影響により、生育が増したようで、食用キノコと毒キノコの区別がプロでもつけにくいといわれています。
ひだまり vol.46
今年も残すところ2ヶ月になりましたね~。今夏の記録的な猛暑の影響で野菜の高騰が続いていますね。そんな中、国産のマツタケは大豊作だそうです。猛暑とその後の雨の影響により、生育が増したようで、食用キノコと毒キノコの区別がプロでもつけにくいといわれています。こうなると、素人は全くお手上げで、お店を信用するしかなくなりますよね。(>_<)
食中毒にはくれぐれもお気をつけくださいませ。
年末・年始の外来休診日のお知らせ
12月29日(水)の午後~
1月3日(月)まで
その頃に来院周期が来る方は早めに来院ください。休診中に薬が切れたと言って来られる方がおられますが、お渡しできません。
2010.11.1発行
<発行元;シエスタ荒木医院>
〒807-1101 北九州市八幡西区上香月1-4-8
TEL:093-618-3555 FAX:093-618-3530
Homepage:http://www.siesta-hosp.jp
E-mail:libertad@siesta-hosp.jp

「元気で老いる」を考えてみる(その2)
前回は高齢者のうつ病の原因について書いてみました。今回はうつ病にならないための予防策を考えてみましょう。
- 1) 目標を確保
趣味遊びや社会的役割の確保。 - 2) 体力を維持
体力維持は歩くことから。
サポーターやコルセットの工夫。 - 3) 対人関係を維持
- 4) 壊れた夫婦関係はどうする?
1)目標を確保する
子育てが終わっています。定年で仕事も終わっている人も多いでしょう。自由な時間が沢山あるわけで、この時間を持て余しているとうつ病になります。その日の予定が無くてゴロゴロしているだけでも身体は怠く感じます。気が緩んでいて、気合いが入っていない状態です。趣味・遊びや社会的役割など持っていると、それなりに忙しくて、暇をもてあますこともなく、元気で居れるものです。
a)趣味・遊びの確保
釣り・登山・園芸・カラオケ、テニス、水泳、グランドゴルフ、踊り・コーラス・ペットの世話など自分が楽しめるメニューを幾つか手に入れましょう。共通のメニューで楽しく遊ぶ仲間が出来ると更に元気になれます。
高齢になっても長く続けられるメニューが望ましいですね。何も見つからない時はお近くの公民館、デイケアなど人が集まる所に参加してみましょう。
b)社会的役割の確保
民生委員、町内会役員などを引き受けるのもいいですね。もちろん現役で仕事をされることもいいことです。男性には群れて遊ぶのが苦手な人が多いので、社会的役割を持つ方がやりやすいかも知れません。社会や人の役に立てるということは元気の素になります。女性でも孫の世話の加勢、親戚のお店の店番など軽い仕事が有ればいいものです。お茶・お花の先生は幸せな仕事です。家に居ても若い人が訪ねてきて先生と敬ってくれます。高齢になったのでお辞めになる方も居られますが可能な限り続けたいお仕事ですね。
2)体力を維持する
目標があっても体力がなくなるとそれが出来なくなります。身体の病気をしたことが原因で趣味を辞め、そのためにうつ病になる方によく出会います。大きな病気をしないことが大事ですが、基礎体力を落とさないことが必要です。体力作りは散歩からです。毎日無理のない距離を歩きましょう。
膝や腰の痛みは誰にもおとずれます。これらはサポーターやコルセットの工夫で結構軽減できます。もう駄目だと思ってしまわず、自分の体力で出来る目標を探しましょう。
余談ですが女性が家事をするものという考えはやめましょう。70才を越えると、夫婦共に老化しているのですから、家事も夫婦共同作業にする必要があります。
3)よい対人関係を維持する
遊び仲間、兄弟、友人など親しく話が出来る人を持っていたいものです。先日、89歳の患者さんにそのような話をしたら「友人はほとんど他界して居ませんよ」とお叱りを受けました。超高齢になるとこれは無理なことになるようです。
4)長年関係が壊れている夫婦の解決は難しい
配偶者が他界すれば問題解決とは限らない。うるさい相手でも居ないと淋しいものです。恨む対象がいなくなり、かえってうつ病になる人もいます。
別居する人・離婚する人もいますが、一人暮らしは寂しいし、お金も必要となります。夫から離れて娘宅に行ったりする人もいます。短期間入院してみるのもよいでしょう。一緒に居ないと夫のことが気になり、夫もまた妻が居ないと寂しくて幾らか優しくなったりするものです。夫婦とは不思議なものですね。
荒木 富士夫
クリスマス会について
毎年12月に開催しておりましたクリスマス会ですが、諸事情により、今年は開催しないことに致しました。今年も開催を楽しみにして頂いた方々には申し訳なく思っております。 開催できる環境が整いました際には、皆様にお声かけさせて頂きたく思っておりますので、ご了承下さいませ。
荒木医院スタッフ一同
レストランSIESTA
『肉まん』作ってみませんか?
今年は、今まで経験したことのない猛暑でしたが・・・、秋風に変わってきましたね。やはり、四季があるから日本ですよね!このまま亜熱帯の気候に変わっていくのではと心配していました。
さて、毎年同じセリフですが、「食欲の秋」がやってきました。今回は、手作り『肉まん』のレシピを大公開します。皮から作ります。1度チャレンジしてみてください。レストラン・シエスタでは、年1~2回登場しますが、運の良い方はもう食しているかな?
《材料》・・・12個分
- 皮材料
- 薄力粉 400g
- ベーキングパウダー 大さじ 1と2/3
- ⓐ 水 230cc
砂糖 50g
塩 小さじ1/2 - あん材料
- 豚ミンチ 200g
- 玉葱 200g
- 干し椎茸 2枚
- 人参 60g
- 生姜 6g
- 卵 1/2個
- 油 大さじ 2
- 調味料
- 酒 小さじ 2
- 塩 小さじ 1
- 砂糖 大さじ 1
- しょう油 小さじ 2
- 片栗粉 小さじ 1
- コショウ 小さじ 1

作り方
- ①あんの具をみじん切りにする。
- ②玉葱、豚ミンチ、人参・干し椎茸の順に炒めていき、調味料→水溶き片栗粉を入れます。火を止めて、溶き卵を入れ12等分にまとめる。
- ③皮を作ります。
ボールにⓐを入れ溶かし、ふるった薄力粉とベーキングパウダーを加え、表面が滑らかになるまで捏ねる。この時、あまり力を入れないこと。 - ④ ③を棒状にのばし、12個に切り分け、めん棒で直径10cmくらいにのばす。(周囲は薄めにする)
②のあんを入れ強火で8分蒸す。好みで二杯酢、からしを添える。
美味しくできるといいですね!
明日使える豆知識
食欲の秋ということで、食に関する豆知識をご紹介します。
- モチは大根おろしと一緒に食べると消化にいい。
- 梨の実と皮の間には、苦み成分が含まれているので、皮を厚めに剥くと、よりおいしく食べられる。
- 柿とレモン、ビタミンCが豊富なのは柿の方(レモンの1.8倍)。ちなみに、レモンのビタミンCの約半分は皮の部分に含まれている。
- ブラックチョコはミルクチョコより血液をさらさらにする抗酸化作用が高い。
- ウニはウニでも、加工食品のウニは漢字で「雲丹」、未加工の生ウニは「海胆」と表記される。
- お菓子の「柿の種」は、あられを製造中に機械の金型が壊れて、たまたま柿の種の形に似たものが出来たのが始まり。
- ニラやメロンには血液をサラサラにする効果がある。
- 牛乳を単独で飲むより、豆乳とミックスして飲んだ方がカルシウムの吸収率がUPする。

表銀座にまた登りました
北アルプス登山は今年で8回目となりました。交通アクセスのよいコースはそれなりに登ってしまいました。その上、今年のお盆休みは短いため、新しい山に登ることよりも眺めを楽しむことを目的に、槍ヶ岳・穂高岳連峰の東側に位置する常念岳に登る計画をしました。せっかくだから、2年前に登った中房温泉から燕岳に登り、表銀座と言われる尾根を南下し、大天井岳を経て常念岳に・・という計画としました。
8月11日は夜9時まで仕事をして、名古屋行の夜行バスに乗りました。台風4号が福岡を通過した夜で、バスが運休するのではないかと最初から気がかりでした。バスは無事に運行されましたが、台風の速度が遅いため、バスが台風を追い越す形となりました。登山口の中房温泉で再び台風と遭遇し、初日の登山を諦めて一泊しました。
二日目、朝5時に宿を出発し、燕岳に向かいました。2年前歩いた同じコースです。前日ゆっくり休めたこともあって登りの5時間は苦しかったのですが、前回のように足がつることはなく登れました。合戦小屋で食べるスイカはやはり美味しかったです。
燕山荘に着くと西側の山々の展望が開けます。目立つのは西南にある槍ヶ岳と穂高連峰。北は立山と剣岳まで・・快晴ではなかったのですが、山々の姿を見ることが出来ました。ご機嫌でしたよ。台風の影響で強風が吹き、ジッとして居ると寒くて震え上がりました。防寒着を着て、熱いコーヒーを飲んで、表銀座を歩き始めました。この尾根は表銀座と言われるように比較的なだらかで初心者コースなのです。周囲の山々を眺めながら楽しく歩きました。コマクサの群生地もあっていいコースでしたよ。
早朝から5時間登ってきた後の尾根歩きで、既に足取りが遅くなっていました。寒い風が強く吹き続けていました。喜作レリーフ前まで来たところで、きつくて動けなくなって一休みを余儀なくされました。身体が冷えて動きが悪くなっていたのに気づき、長袖を重ね着して、大天井岳の最後の登りにかかりました。身体の疲労が回復せず、5分くらい歩くと一休みという亀さんのような登りになってしまいました。眼の前に見える大天井岳の最後の登りが苦しく長く感じましたね。夏山の寒さがこれほど体力を奪うことを初めて体験することになりました。
この日の夜から雨になりました。昭和41年に登った時にもこの山小屋(大天荘)で2日間閉じ込められたことがありました。大学時代の仲間の田中、内田、伊藤君などのことを思い出して、山小屋の雑記帳に「大天井岳では天気に見放されている」と愚痴を書きました。
三日目の朝、雨が上がる様子はなく、完全防備して雨風の中を常念岳に向かうことにしました。大天荘の前で3羽のヒナを連れた雌の雷鳥の出迎えを受けました。これがこの日のビッグニュースでした。
四日目の朝、雨はあがっていましたが、山には雲が深くかかっていました。眼の前にある常念岳の山頂も見えない状態でした。当然、西側に見えるはずの槍・穂高連峰の雄姿を見ることも出来ませんでした。天候回復の期待もできなかったので、一気に一の沢を下りました。ヒエ平まで下り続けて4時間。ここで、研究してきた膝サポーターの威力が発揮でき、膝を痛めることなく無事に下山できました。
麓で温泉に入り一休みして、列車を乗り継いで帰りました。帰宅は15日の夜11時でした。16日から出勤しています。
二日目は実質9時間歩き、相当疲労困憊したのですが、翌朝はその疲労がほとんど消えていたのが嬉しかったです。これは日頃のトレーニングのお陰だと思いました。今年も病院のスタッフに迷惑をかけて、山に行かせていただきました。ありがとうございました。足を鍛え続けて、来年もお盆登山をさせて欲しいと願っています。今年もガイドは妻でした。彼女は7月に黒部五郎岳と雲の平に登り、足を痛めておりました。
にわか登山家
井戸端会議
~職員が日頃の体験や最近はまっていることetcを自由に書き込むコーナー~
スポーツは全くという程、しないのですが、スポーツ観戦は結構好きで、中でもバレーボールは小学生の頃からテレビにかじりついて応援していました。
今、女子の世界選手権が開催されています!一度生で見てみたいと思ってはいるのですが、実現出来ていません(T_T)。
今日もテレビの前で応援することにします。ガンバレ日本!!
【モモ】
先日新聞を読んでいたら、私の大学の後輩達数名(現役大学生)がバーを開店したという記事が載っていました。皆でバイト代や生活費を切り詰めて開店資金などを貯めたそうです。
経営の厳しさを知る大人からは考えが甘いという声が聞こえてきそうですが、仲間と力を合わせて一つの目標に向かってまい進するというのは若い今だからこそ出来ることのような気がしてうらやましかったです。
【クロ】
散策したい歴史ある町並み
秋は街歩きに格好のシーズンです。日本経済新聞によると、最近では、持ち歩きやすい小ぶりの旅行ガイドブックも増え、じっくりと街を散策する旅が人気だそうです。
専門家が選ぶ街歩きにおすすめのスポットを一部ですがご紹介します。
- 1位 萩市堀内地区(山口県萩市)
- 約260年間の江戸時代に形作られた城下町のたたずまいが色濃く残り、
「当時の古地図がそのまま使える町」。 - 2位 高山市さんまち(岐阜県高山市)
- 戦国時代に造られた高山城の城下町の中で商人が住んだ地域。
江戸期に城が壊された際に武家屋敷がなくなって商人町が残り、飛騨の中心地として栄えた。 - 3位 川越市一番街(埼玉県川越市)
- 「小江戸」と親しまれ、明治期の大火後に建築された蔵造りの商家建築が見どころ。
- 4位 倉敷美観地区(岡山県倉敷市)
- 江戸時代に幕府の天領として発展した倉敷川河畔の商家町。
- 5位 白川郷合掌造り集落(岐阜県白川村)
- 幕末~昭和初期に建てられた合掌造りの建物が114棟残っている。
1995年には世界文化遺産に登録された。
日本経済新聞 2010年10月2日号より抜粋