6月下旬に九州南部の梅雨明けが発表されました。これは、平年よりも6日早く、昨年よりも22日早い梅雨明けだそうで、梅雨明けの統計のある1951年以降、2番目に早い梅雨明けだそうです。
ひだまり vol.48
6月下旬に九州南部の梅雨明けが発表されました。これは、平年よりも6日早く、昨年よりも22日早い梅雨明けだそうで、梅雨明けの統計のある1951年以降、2番目に早い梅雨明けだそうです。梅雨明けの早い年、1978年、1994年は猛暑だったことから、今年も猛暑になるのではと言われています。全国的に電力問題が発生している中で、夏を乗り越えるのは至難の業のようです。(>_<)
≪お盆の外来休診日のお知らせ≫
8月12日(金)から
8月15日(月)まで
休診させて頂きます。ご了承下さいませ。
(今年は例年より、1日早くお休みを頂きます。お気をつけ下さい。)
2011.7.1発行
<発行元;シエスタ荒木医院>
〒807-1101 北九州市八幡西区上香月1-4-8
TEL:093-618-3555 FAX:093-618-3530
Homepage:http://www.siesta-hosp.jp
E-mail:libertad@siesta-hosp.jp

「改めて当院の病棟のご案内をします」
医療法人シエスタ荒木医院が目指していることをまとめると次のようになるでしょう。
- まだ自然が残る田舎で、ホテルのような個室でゆっくり休養しませんか?
- アットホームな雰囲気で、楽しく合宿生活のイメージで入院生活を楽しみましょう
- レストランでの多彩な食事も楽しんで下さい。
- 面接では、原因の整理や対策を一緒に考える作業を一緒にしましょう。
周囲にまだ自然が残る田舎です。自然の中で静かに休養したり散歩も楽しめます。一言で言うなら「自然の多く残る小さなビジネスホテルに泊まって、合宿生活を楽しみながら、病院にも通っている」というイメージでしょう。
病室を持たない総合病院精神科外来に勤務していた頃、仕事や家庭のことに疲れた患者さんにしばしば遭遇しました。どこかでゆっくり休養していただきたいと思いましたが、適当な施設がありませんでした。
軽いうつ病やパニック障害など、単科の精神病院には馴染まない患者さんだけを対象とした入院施設を作ることを考え、平成4年5月に医療法人シエスタ荒木医院を開院しました。いろいろ苦労しながら、開院して20年目に入りました。周りの先生方の積極的なご協力もあって、入院患者さんは延べ3,800人くらいになりました。
「入院」と言うと不安がる方も多く居られます。ベッドを並べて病室で寝ているイメージを持たれるようですね。そのような方には先ず病棟を見学していただいております。全室個室ですので、お部屋ではゆっくり出来ます。病棟と言うよりはビジネスホテル様式なのです。
個室では「一人が淋しい」と言う方も居られますが、当院の日常生活では食事もレストランで皆さんと一緒にしますし、散歩したり、園芸をしたり、手打ちうどんやコンニャクを作ったりと、いろいろなレクレーションがありますので、お部屋で淋しく寝ていることはありません。すぐに入院中の方達と仲良くなれます。
疲れた現実から離れ、自然の中を散策することで、「忘れていた自分を取り戻せる」人が多いのです。また、「人との関わりがこんなに楽しいものだ」ということも再体験できます。
食事も楽しんでいただいております。和食・中華・フランス料理などをレストランで提供しており、好評をいただいております。
このような入院環境の中で休養し、入院生活を楽しんでいただきながら、抱えておられる悩みや心配事を共有し、一緒に解決策を模索していくのが当院の治療方針なのです。お薬も使いますが、カウンセリングや訓練療法などを大切にしております。
仕事や家庭のことでお疲れの方は、「少しホテルでお休み」くらいの感覚でご利用ください。
幾つかの課題:
- 個室であることと特別な食事を提供しておりますので、医療費とは別に個室料の負担がございます、ご理解下さい。
- 施設の特殊性から、入院をお引き受けできない方もおられます。
病識がない方やルールが守れない方、他の人に迷惑をかける行動がある方、入院生活に介助が必要な方は当院の入院対象とはなりません。




癒しのセラピスト キララ
皆さん、ご無沙汰しております。
久しぶりにひだまりに登場しました。病院に来られている方は、ご存知かとは思いますが、相変わらず元気にしております。最近は、スタッフの目を盗んではロビーのソファーで患者さんと一緒に座っております。患者さんに撫でられながら快適に過ごしていると、たいていスタッフに見つかり外につまみ出されます(笑)。
「私とフラメンコ」
キャンベル
この頃、フッと思う。フラメンコに魅せられて習い始めた。かれこれ22年にもなる。フラメンコというとカルメンと言うくらい情熱的で派手なイメージがつきまとう。が、その底にあるものは憎しみや悲しみ、喜びといった人間本来の本能的な感情を表現するメロディーなのです。それに人は惹かれるのではないだろうか? それがフラメンコなのだろうと思う。
遙か昔から定住する場所の無かったヒターノ(ジプシー)の踊りである。彼らは常に迫害され、差別を受けてきた。今でも穴蔵のような家に住み、鉄くず拾いや皮職人として生きている民族である。抑圧された人達が唯一の楽しみとしてフラメンコを引き継いでいる。
だから、フラメンコには楽譜がない。耳から耳へと引き継がれてきた音楽なのである。
バルセロナ付近では美しさを求められるようになり、バレエ・フラメンコに変化した。フラメンコの本質が失われつつあることが残念である。
ところでフラメンコとは何で成り立っているのかを話します。それは、カンテ(歌)、パルマ(手拍子)、ギター、バイラオーラ(踊り手)から成り立っている。リズムにはスキがない。常に流れを刻むリズムで、パブのような狭い場所で、全員参加で歌い、手拍子を叩き、踊り、家族の絆を強めるのが本来のヒターノの人達のフラメンコであり、彼らの人生そのものなのです。いつか本場のヒターノの居るスペインのヘレスに行ってみたいと思っている。そこで、若いダンサ-の踊りではなく、おじいさんやおばあさんの踊るフラメンコを見たい。人生の味が出た素晴らしいフラメンコに出会えることを期待している。
ゼロ食品
発泡酒、日本酒、ジュース、チョコレート、マヨネーズ・・・。パッケージに「0(ゼロ)」と表示された食品が続々と登場しています。ゼロの成分は、糖質、糖類、カロリー、脂肪、コレステロールなどいろいろですが、中でも「糖質」や「糖類」ゼロはアルコール飲料や炭酸飲料でよく見かけます。今回は糖質&糖類0についてまとめてみました。
★糖質と糖類の違い
アルコール飲料などに表示されている糖質0や糖類0。どちらも“糖”という言葉が使われていますが、これらは同じなのでしょうか。
糖質とは?
糖質は炭水化物から食物繊維を除いたものの総称です。ダイエットに良いイメージの食物繊維は実は炭水化物の一部で、体内にほとんど吸収されないのに対し、糖質はエネルギー源として吸収されます。
糖類とは?
糖類は糖質を構成する成分の一つで、糖の最小単位であるブドウ糖や果糖などの「単糖類」とそれらが2つくっついた「二糖類(砂糖、乳糖、麦芽糖など)」などを言います。要するに、炭水化物の中に糖質があり、糖質の中に糖類があるということです。
つまり、糖質ゼロの方が糖類ゼロより糖が少ないということです。
★ゼロは0?
成分の表示は健康増進法に基づく栄養表示基準で定められています。これによると「ゼロ」という表記は栄養成分の内容量が完全に0でなくても、一定基準を下回っていれば「ゼロ」や「無」「ノン」「レス」と表示できることになっています。

<0(ゼロ)と表記できる基準>
栄養成分 | 100g(100ml)あたり |
エネルギー(カロリー) | 5kcal(5kcal)未満 |
糖質 | 0.5g(0.5g)未満 |
脂質 | 0.5g(0.5g)未満 |
アルコール飲料の場合、「糖質0」と表示がしてあっても、アルコール自体にカロリーがあるため、ゼロカロリーとはなりません。
商品選びの際には、成分表示をチェックするのがポイントです。
≪MEDICより一部抜粋≫
今すぐできる節電方法
東日本大震災のため電力の供給が落ち込んでおり、特に7~9月の平日は冷房需要が増え、1日の中では14時頃に家庭を含む全体の電力需要がもっとも高くなるそうです。
1日を通じた節電心がけつつ、特に日中(9時~20時)の節電が必要のようです。
夏の消費電力のピーク時(14時頃)はどんな電気製品が使われているのでしょうか?
夏の日中(14時頃)には、在宅世帯は平均で約1,200Wの 電力を消費しており、そのうちエアコンが約半分を占めて います。外出中の世帯でも、冷蔵庫、温水洗浄便座、待機 電力などにより、平均で約340Wの電力を消費しています。
消費電力の大きい電気製品
温水洗浄便座、電気ポット、食器洗い乾燥機、オーブントースター、 掃除機、ドライヤー、洗濯乾燥機(乾燥)、浴室乾燥機、ジャー炊飯器、 電子レンジ、アイロン、IHクッキングヒーター等

消費電力の大きい電気製品は平日の日中(9~20時)を避けて使うことが望ましいようです。
それでは、家電別、具体的な節電方法を紹介します。

- 室温を28℃に設定する
- すだれやよしずなどで窓からの日差しを和らげる
- 無理のない範囲でエアコンを消して、扇風機を使う
※除湿運転やエアコンの頻繁なオン・オフは電力の増加になるので注意!

- 不必要な電気をこまめに消す
- 2段階スイッチがあるものは照度を落とす
- 風呂やトイレは少し暗めの照明に替える
- 蛍光灯や電灯の傘はこまめに掃除し光を遮らないようにする
- 個室にこもらないなど、照明を使わずにすむ生活様式を心がける

- 早朝にタイマー機能で1日分まとめて炊いて、冷蔵庫に保存する

- 省エネモードに設定する
- 画面の輝度を下げる
- 必要な時以外は消す

- 便座保温や温水のオフ機能、タイマー節電機能がある場合、それらを 利用する。この機能がない場合は、コンセントからプラグを抜く

- リモコンの電源ではなく、本体の主電源を切る。長時間使わない機器はコンセントからプラグを抜いておく。
上記は資源エネルギー庁が家庭向け節電対策ガイドを公開しており、それを参考に作成させてもらいました。九州に住んでいる私達にとっては、あまり深刻さはないと思いますが、節電によって、電気代の節約になるので、節電をして損はないと思います。
当院でも晴れの日には、1階ロビーの照明の節電をおこなったり、患者さんご協力の下、お手洗い入り口の照明のオン・オフをしてもらっています。病棟でも、入院患者さんに病室を離れるときは、使わない電気は極力切って頂くようにお願いしております。
お願い!!
以前、1階外来ロビーに置いてある月刊誌の盗難の件を記載しました。現在、盗難はなくなりましたが、雑誌の一部が切り抜かれるというのは続いています。これは、一部か全部かの違いで盗難と同じ事だと思います。一部を切り抜かれますと、本の傷みが増すのでその度にスタッフが修復作業を行わなくてはなりません。それに何よりも、その部分を他の方が読めなくなる事態になっております。
皆で共有する本ですので大切に扱って頂ければと思います。
編集後記
先日、昔の手帳を読み返す機会がありました。その時は何気ない記録をしただけですが、後で読み返すと忘れていた記憶が蘇り、懐かしく感じました。以前、余命数ヶ月の先輩が愛犬の記録を綴り、死後、そのノートがその時、生きていた証になり、友人と泣きながら目を通したことを思い出しました。
ニニ